定林寺址に残っている石造仏像で定林寺址5層石塔(国宝第9号)と南北で向き合っている。定林寺址は6世紀の中葉に創建され百済滅亡の時まで繁盛していた寺で、高麗時代にまた繁盛したと思われるがこの石仏は高麗時代の繁盛を見せてくれるものである。
現在の頭や冠は後代に造り直して乗せたと思われる。体は甚だしい摩滅で細部的な様式や手法は分かりにくいが狭い肩と左手の人指し指を右手で握っていることから毘盧遮那仏を形象化したと追定される。
仏像が座っている八角台座は相当損傷されたが、詳細切れにおいては返って仏像より精巧である。上․中․下台に構成され、上․下台は各々仰․覆蓮をもって飾られ、中台石と下台石にも各々眼像彫刻がある。
高さは562cmである。
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